個人向け海外投資ランキング2017 海外投資協会の評判
個人向けの海外投資商品にはいろいろは商品があります。
日本では販売が許可されていないため、知人の紹介や自分で海外のサイトを見て情報収集しなければたどり着けませんが、日本の投資商品と比較し、運用利回りが魅力的な内容であることから知る人ぞ知る商品として注目されています。
はじめに個人向け投資商品の種類を知っておきましょう
個人向けの海外投資商品には、いろいろな種類があります。
「主な個人向け海外投資タイプ」
1)積立型個人年金タイプ
2)元本確保型タイプ(積立型/一括型)
3)海外投資総合管理口座
まず海外投資商品の種類について説明させていただきます。
あなたの投資目的や投資期間、目標リターンを元にどのタイプが合うか考えてみてください。
1)積立型個人年金タイプ
積立型個人年金タイプは、月々2万円からサラリーマンでも始められる海外投資の代表格です。海外の保険会社の口座へ毎月クレジットカードで積み立てすることができます。世界の投資ファンド約200本の中から数本選びポートフォリオを組むことができます。
「代表的な会社と投資商品」
- ロイヤルロンドン(本社:イギリス/商品名:QUANTUM )
- ジェネラリー(本社:イタリア/商品名:EVOLUTION )
- エイジアス/Ageas(本社:ベルギー /商品名:COLUMBUS )
- ハンサード (本社:マン島 /商品名:Aspire )※
- フレンズプロビデント(本社:英国エジンバラ/商品:Premier Wealth CR )※
- スタンダードライフ(本社:英国エジンバラ/商品:ハーベスト101 )※
※現在ハンサードは日本人は契約できません。
ロイヤルロンドン(RL360 Insurance Company Limited)
商品名:QUANTUM
設立年:1861年
本社所在地:マン島
格付け:S&P A- /Moody’s A2
従業員:約2800人
拠点:マン島、香港、レバノン、ドバイ
契約者数:約340万人
申込場所:日本から可能
死亡時の保証:時価総額の101%
契約可能年齢:18~65歳まで
契約期間:5~30年
最低投資金額:US$320/月
プラン手数料:US$7.5/月(積立停止中は11.25$/月)
初期口座手数料:初期口座時価に対し毎月0.5%(年6%)
信託手数料:貯蓄口座時価に対し毎月0.125%(年1.5%)
2)元本確保型タイプ(積立型/一括型)
毎月積み立てるか、一括で払い込む方法で15年程度運用し、満期で140%の払い戻しを受けることができます。元本割れさせず固く資産運用したい方や学資保険の代わりに活用したい方に人気があります。日本の学資保険はゼロ金利の影響で各商品が販売停止や返礼率105%程度になっています。資金の流動性を考えたら銀行預金した方が良いかもしれませんね。
「代表的な会社と投資商品」
設立年:2002年
本社所在地:ケイマン諸島
格付け:AM Best B++ /Moody’s AAA
上場:国際生命保険協会加盟
申込場所:申込書のメール送付で契約可能
死亡時の保証:時価総額の101%
契約可能年齢:18~70歳
最低投資金額:US$200/月
プラン手数料:US$7/月
初期口座手数料:年間管理手数料、拠出金累計の1.7%
信託手数料:資産管理料、毎月ファンド残高の0.125%
クレジットカード手数料:無料
特徴:15年の積立で140%元本確保されるため、学資保険の代わりやリスクを取りたくない方向けに人気がある
申込年齢: 18歳以上80歳以下
積立年数 :10年・15年・20年・25年
元本確保プランv 15年-140%/20年-150%/25年-160%
積立通貨: GBP、EUR、USD
最低積立額: 200USD/月
ロイヤルティボーナス 10年: 1年~10年の積立総額の10%
15年: 11年~15年の積立総額の8%
20年: 16年~20年の積立総額の8%
25年: 21年~25年の積立総額の8%
※支払予定の拠出金が全て猶予期間内に支払い済みで拠出金の減額や一部解約がない場合に適用されます。
管理手数料: 1年目から10年目までのは毎年1.9%、その後は満期まで毎年0.75%
プラン手数料: 毎月:5USD
管理手数料 :0.125%/月
ファンド変更手数料: 無料(年15回まで)
3)海外投資総合管理口座
1000万円以上の資金を投資したい方向けです。世界には7000本もの投資商品(投資ファンドやETF、債券など)があります。この総合口座の一番のメリットは、資金を償還するまで非課税で資金を運用できることです。脱税じゃないの?と思われるかもしれませんが、カラクリとしては、保険会社の口座を使うことで保険と同じ扱いになることなんです。
これは積立型の商品も同じですが、保険は毎年の利益に対して課税されることはありません。あくまで償還する際に一時所得扱い(「利益-最大50万円」×1/2×20.315%)になりますので、償還までは利益を効率よく運用することができます。ちなみにNISAの非課税枠は120万円まで、最大600万円までしか運用できません。
「代表的な会社と投資口座」
- ロイヤルロンドン
- インベスターズトラスト
海外投資の始め方
ここまでで海外投資について興味をもった方も多いのではないでしょうか。日本では金融機関がこれからの海外の金融商品を販売することが認められていないため契約するには、ちょっと面倒ですが次の手順が必要となります。
契約方法はどうすればいいの?
実は海外の保険会社に個人で直接申し込むことはできません。
通常はIFAという仲介会社を通して申込ます。IFAは日本でいうところの保険代理店のような存在で、契約の申込やサポートを担当します。保険代理店と異なるのは、ポートフォリオを一任勘定で受けることです。積立型も一括型もポートフォリオを組んで運用しなければなりません。選べるファンドは200本もあり、すべて専門用語の英語なので、ファンドの選択や運用はIFAに一任するかたちをとります。
優良IFAの探し方
世界中にIFAはありますが、日本から近いオフィショア地域として香港やシンガポールのIFAに依頼することがお勧めです。
日本から一番近い香港には200社以上のIFAがありますので、観光を兼ねて自分の足で探す方法もありますが、、そんな面倒なことをしなくても、IFAを紹介してくれるサービスもあります。
IFAとはIFA(Independent Financial Adviser)とは、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」のことで、ファンド会社や銀行等金融機関に所属せずに、独立した立場で顧客の資産形成などのアドバイスや経済分析、商品分析行い、海外ファンドやヘッジファンドの販売を行う、いわば「金融のスペシャリスト」のことです。
信頼のおけるIFAとは
IFAも玉石混交なので、選ぶためのポイントがあります。
Point1 正規代理店の確認
正規代理店は、ファンド会社と直接、代理店契約(媒介契約)を締結しています。
正規代理店の確認方法は、ファンド会社に直接照会するか、IFAに確認方法を教えてもらえますので、必ず確認した方がいいでしょう。また、ファンド会社によっては、公式ホームページ上で正規代理店の照会を直接行う事が出来るケースもあります。
Point2 顧客のお金を直接扱わない
ファンドへの投資代金は、契約先のファンド会社の指定口座へ直接送金することが原則です。代理店所有の銀行口座にお金を振り込むように言われた場合は、ほぼ詐欺的な業者と思って下さい。もし取引をした後、逃げられたら取り返す方法はありませんので、顧客のお金を直接預かる業者とは取引しないように注意しなければなりません。
Point3 営業許可証(ライセンス)の有無
香港には二つの保険代理協会があります。PIBAとCIB、2つの協会の違いはそれほど大きくありませんが、IFAはライセンスと営業許可を有して初めて、資産運用計画を策定し、保険商品の販売や勧誘が可能になります。
IFA紹介サービス
IFAにコネクションがあれば法人か個人問わず紹介をすることができるため、個人のFPや税理士/会計士といった職業の方もIFAへの仲介を行っています。
ここでは「IFA無料紹介」で上位に出てきたサイトを3つご紹介します。
IFA紹介だけでなく、契約後に発生するクレジットカードの切り替えや払い戻し、保険会社からのレポート(英文)のサポートなどにも対応してもらえるところを選ぶとよいです。
運営者:GK’sデザイン合同会社
所在地:東京都千代田区神田小川町1-11